「子育ては園と家庭とのパートナーシップから」
当園は昭和28年(1953年)、四条畷市(当時は四条畷町)にとって最初の幼稚園として園児25名、教職員3名でスタートし、平成28年度を以て創立65年目を迎えさせて頂きました。
思えば、設立当時は幼児教育の重要性はもとより、幼稚園の存在すら社会的には認知されていませんでしたが、地域の皆様のあたたかいご理解とご支援、又歴代保育者の幼児教育に対する熱い思い、そして何よりも保護者皆様が畷幼稚園を信頼して頂き、大切なお子様を託して頂いたことが今日に至っていると深く感謝しております。
幼稚園では「園と家庭との連携が大切である」と言われます。それは、子どもたちの生活が幼稚園と家庭という場面の違いこそあれ常に連続性を持ったものであり、お互いがその役割を十分に果たし、補完しあうことが子どもたちの健全育成には何よりも重要であると考えられるからです。
従って、より良いパートナーシップを保ちながら、同じ目線で「共育て」をしていくことを園運営の大きなコンセプトとしながら、日々の保育を行っています。
「保育を支える考え方」
日本には古来より先人達が築き上げた素晴らしい文化があります。
その文化を継承すると共に、 さらに新しい文化を生み出す力のある子どもたちを育て上げることが教育の使命であると考えます。
中でも、幼児期に於ける質の高い教育は生涯教育の観点から見ても、世界的に極めて重要であるといわれています。
「十人十色」という言葉のように、人はそれぞれ違っていて当たり前ですが、当園では「人と違うことのすばらしさ」と「人と一緒である事の安心感」を日々の保育の中で体感し、共有しながら「生きる力」を育んでいます。
子どもも、親も、教師も共に育ちあえる幼稚園。
それが私たちの求める姿です。